2023年 08月 15日
LOWTHER や FOSTEX などの ユニットを使用したバックロードホーンは、 とてもパンチがあって 気に入っておりますが、 バックロードホーン向け フルレンジスピーカのほとんどに ハイ上がりの癖、つまり、 軽いコーン紙を超強力な 磁石で駆動することによる 中高音域での高効率な音の放射を おこなってしまうという癖があります。 程度こそあれ、それが心地よかったりするのですが、 音楽ソースによって、とても耳障りであったり、 空気録音で、マイクに対し、強力な高音を放射して 現実以上に高音が強くギスギス聴こえたりします。 PST回路は、 ①コイルをスピーカーに直列に 入れることにより、簡単にいうと、 高音域ほど濾過、減衰させる。 ②そのコイルに対し、並列に抵抗器を 入れるとどうなるでしょう? その抵抗器を通して オリジナルの信号を少し供給する形と なり、その抵抗値を変えることにより 高域の減衰の度合いをコントロールする 事ができます。 PST回路に関しては、音工房Z様が、 非常に詳しく解説されておりますので、 詳細は、下記リンクより参照くださいませ。 (https://otokoubouz.info/pst/) 今回私が作成した、 PST回路は、1mH と 2mH のコイルが 選択出来ます。 コイルは、SOLEN 1mH 空芯コイルを 片チャンネル2個直列で使用しております。 抵抗器は、 5Ω、7Ω、9Ω、11Ω、13Ω、15Ω が 選択出来ます。 また、ジャンパー線よって、 コイルなしで、抵抗器のみの選択も 可能となっております。 、、、 今のところ 2mH 、7Ωのセッティングで 聴いております。 ではまた更新します!! 写真手前は、 アッテネーターボリュームと スーパーツイーターの コンデンサが選択出来ます。 奥の緑色のケースが、 今回制作した、PST回路です。 ジャンパー線で切り替えます。 IN は、アンプから、 OUTは、スピーカーへ #
by gogo130i
| 2023-08-15 18:00
| オーディオ
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2022年 08月 31日
久しぶりに投稿します。 バックロードホーンをお使いの方で 低音が軽いとか、大音量にしないと迫力のある低音が聞こえないとか 腰の高い低音が出てがっかりとか、お悩みの方が大勢いらっしゃいます。 極端に申しますと、音圧は違えど、 大型バックロードホーンも、小型バックロードホーンも似た傾向の音色で、 それだったらバスレフや大型フロアスピーカーにした方が、、、、 なんて思っていらっしゃる方や、グライコで不足している帯域を持ち上げて 補正してやればいいじゃないかという、対処療法を行っている方も いらっしゃるのではないかと思います。 当然、オーディオルームの環境は様々で、 スピーカーの配置、聴く側の位置でも、 音の響き方が大きく変わってくる事も確かです。 日本にバックロードホーンを広められた、第一人者(教祖様)の存在が大きく、 今日、制作販売されているスピーカーやエンクロージャーもその方の 影響を大きくうけていると思われます。 中には、販売のみが目的で、 形だけ真似て、残念なスピーカーもありそうです。 一度作ってしまえば、又は購入してしまえば、 中身を触ることができないのが、バックロードホーン 触っても、スピーカーユニットの空気室内に軽い仕掛けをするとか ホーンの出口に吸音材や板を入れるとか、 根本的な改造が出来ないものです。 悩みますね。。。 豊かな重低音を出す!! 私なりの見解は、 スピーカーユニット本体のQ0( 又は Qts )が小さくなればなるほど 音道を長くし、同時に、ホーンを最大限に駆動( パワードライブする ) するような空気室の形状にする。 これが、肝だと思います。 Q0( 又は Qts )ですが、簡単な言い方をしますと、 振動板( コーン紙 )の動き方を数値化したもので、 数値が小さく( 磁石が強力 コーン紙が軽い パワーウエイトレシオが小さい ) なればすばしっこく動き、 大きく( 磁石が比較的弱い コーン紙が重い パワーウエイトレシオが大きい ) なれば、鈍重に動きます。 同じコーン紙でも、一般的な強さのマグネットで駆動するのと、 限界値に近い位の超強力なマグネットで駆動するのとでは、 スピーカーの特性が大きく変わってきます。 70年以上前に遡ると、如何に低出力のアンプから立派な音が出すには どうしたら良いかということから、強力な磁石でスピーカーを高能率にしておき、 ユニットの性格上( 低Q0 による、ハイ上がり オーバーダンピング )不足する 低音を、スピーカーユニット後部よりガッツリとロードをかけ、瞬発力のある低域の 振幅を長いホーンで育て、送り出すという感じじゃないでしょうか。 英国 lowther 社のスピーカーユニットは、フラッグシップモデルに なればなるほど、Q0( Qts Qes とほぼ同じと見る )が小さくなっていき、 まさしくバックロードホーンの為に生まれて来た様なスピーカーです。 頂点は、今でこそネオジムマグネットベースのEXシリーズなどがありますが、 PMシリーズですと、多く流通しているものは下記の PM4A( Qts 0.164 アルミVC 0.145 シルバーVC )24000gauss PM2A( Qts 0.211 アルミVC 0.178 シルバーVC )21000gauss PM6A( Qts 0.457 アルミVC 0.343 シルバーVC )17500gauss ( VC はボイスコイルの略 ) などがあり、 私の家にある、PM2Aは、シルバーボイスコイルなので、 Qts 0.178です。 フォステクスの、バックロードホーン用の、FE208EΣ( Q0 0.18 )と同じような値です。 これらのユニットは、個人的な考えでは、 音道を長く、スロートを絞り、空気室をかなり小さくした方が、 結果良いような感じがします。 今、使用しているエンクロージャーは、ハセヒロさんから キットとして販売されている、MM-191T にオプションの積層板を一枚追加した ものを使用しています。 このままの状態で、これらのユニットを取り付けても、 空気室が大きすぎ、空気室内の空気がクッションになり、 力強く機敏にスロートへ送り出す事ができません。 恐らく、Q0が、0.5より大きいユニットだと、朗々と鳴るかも知れません。 そこで少々考えまして、 下記写真の広い空気室に板を入れればと思い、 まず第一弾で、試験的に板を一枚入れてみました。 期待する効果は、 ①音道の延長 ②空気室の減少 効果覿面で、以前より低域が豊かに、より低い周波数まで 出る様になりました。 スカスカした低音とはオサラバと言いたいところですが、 タンノイのターンベリーGRの豊かな湧き出る低音とは とても言い難い状態です。 しかし、このバックロードホーンから出てくる低音は、 パンっという表現が適正かどうかわかりませんが、 重低音のパルスが出ている様に響きます。 これは病みつきになります。 これに気を良くした私は、 更にもう一枚板を挿入します。 このユニットは、後部磁石の出っ張りが大きく 板に磁石より若干大きな穴を明け、磁石の逃げを作りました。 板と磁石の隙間は、隙間シールを磁石に巻きつけ、解決しています。 また、一枚目の板と二枚目の板の位置決めをする為、 ボルトとナットで、板どうしを結合し、ズレない様にしております。 また、板は接着剤では止めずに、ゴムシールを使い、 エンクロージャー本体の横板をボルトで締め上げた際に、 動かなくします。 仕上げとして、空気室の下部と両脇に キツ目に吸音材を入れております。 この状態で、音道が3メートル以上、 スロートは、73.75平方cm 空気室は、概算ですが、 かなり少ない 2.7L 前後だと思われます。 この状態で、現在 youtube でアップロードしております。 また更新します🔈 #
by gogo130i
| 2022-08-31 19:00
| オーディオ
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2017年 01月 23日
去年の暮れにマイナーチェンジされた ノートですが、 ラゲージランプが、メダリストのみ 装備されました! 私の場合、高輝度LEDランプを 増設したので、夜買い物から戻っても ラゲージスペースはとても明るく、 荷物を持ち忘れが無いですが、 ランプがないと、全く見えないので、 持ち忘れが出てもおかしく無いです! これは助手席のバニティミラーと同様に 全モデル標準装備にすべきです! ノートの設計者が高齢者であれば 気付くのでしょうけど、、、 考えてほしいなぁ〜 #
by gogo130i
| 2017-01-23 01:30
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2016年 09月 04日
以前から迷ってた ニスモ純正タワーバーを 取り付けました。 他のショップの相場からすると少々お高い ですが、メーカー純正は安心です。 仕上げがメタリック塗装でとても綺麗です!! 写真の様に、ノートニスモSの場合、 マーチニスモに取り付けたよりも、 かなり奥まってます。 ボンネットを開けるとちょっとガッカリします。 運転席側 助手席側 取り付け部は一点固定です エンブレムが隠れてます!! 効果ですが、 エンジンマウント、トルクロッドを 強化してあることもありますが、 変化ありです。 ノーマルだと ただ硬く、ドタドタと 跳ねる感じが強く エンジンマウント、トルクロッドを 交換後は、縦の動きに落ち着きが 出ましたが、今回タワーバーを 取り付けて、段差を乗り越えた際に、 特にフロントですが、表現がオーバー かも知れませんが、いなす様に 越えていきます。 なので、更に上品な乗り心地に なりました。 コーナーを曲がっても、 ハンドルの動きにリニアーに反応する 様になりましたが、決して直進安定性が 悪くなった訳ではなく、むしろどっしり感が 出ました。 やっと、強化されたサスに対して、 ボディーがついて来たような感じがします。 これは純正装着にすべきですね!! この感覚は、それぞれ乗り手によって 異なりますので、、、 あしからず、、、 #
by gogo130i
| 2016-09-04 12:23
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2016年 08月 24日
ノートにお乗りの方で、 異音に悩まされている方がおられますね。 ニスモシリーズは、サスペンション・ボディー タイヤがスポーティーになっている為、 内装その他、異音を発生しやすいですね。 いろいろやって見ますと、音が出ている箇所が 発見出来ます。 とりあえず、アップします。 まず、左右のドアを開けると目に付く蓋のようなもの!! これが意外と異音の元になってますね。。。 この蓋を外し、接触するぐるりに防振テープを張ります。 左右とも同じ感じで。 左側は開けるとヒューズボックスになってますが、 右側は開けても何もありますん。 左右のドアの内張りと、ドア本体の金属部分が浮いて遊んでおり、 振動で異音が出ます。 ここも内張とドア本体との間に防振テープを貼ります。 左右のドアとも同じ感覚です。 下の写真の矢印部分を外すと、その奥の方に、ウォッシャー液のパイプが縦に、 走ってますので、ボディーとパイプの間に、防振テープ等かまして、 ボディーとパイプが触れないようにします。 お次は、燃料コック ボンネット操作レバーです。 これは、エンジンマウントをニスモ強化型にした直後から発生しました。 このレバーと、エンジン振動が変に共振してます。 それを抑える為、レバーの裏に重目の防振ゴムを貼ります。 すると、共振しなくなりました。 あとは、エンジンルームの中の左側で、ユラユラしている、 ウォッシャー液のパイプとハーネスをテープで固定し、 ボディーに引き込まれている部分にも防振処理をします。 また、ウォッシャー液のタンクに行くパイプがボディーを干渉しているので、 そこもテープ等で防振処理をします。 これで、ある程度異音が止まると思います。 これらは全て自己責任ですので、 お願いいたします。 これをディーラーでやってもらうのも手ですね!! #
by gogo130i
| 2016-08-24 07:58
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